ティム・リンスカムは、2000年代後半から2010年代前半にかけてメジャーリーグを代表するエースとして活躍した右投手。
小柄な体格ながら独特の豪快なフォームから150km/hを超える速球と鋭い変化球を投げ込み、多くの打者を圧倒した。
特にサンフランシスコ・ジャイアンツ時代には2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、ワールドシリーズ制覇にも大きく貢献。「ザ・フリーク(怪物)」の愛称で親しまれた、メジャーリーグ史に残る個性派スター選手である。
2008年のティム・リンスカム
リンスカムは身長約180センチ、体重80キロに満たない細身の投手です。高校1年生の頃は身長約150センチ、体重約38キロほどしかなく、ユニフォームがぶかぶかで「泳いでいるようだった」と同級生が語っている。
そんな体格でも父クリスから伝授された「足元から指先まで全身を使うメカニック」により、驚くほど効率的な投球フォームを身に付けた。
投球フォームは他に例のないほど滑らかで、ジャイアンツの投手コーチのデイブ・リゲッティは「フロー(流れ)がある」と表現している。スポーツライターのトム・ヴェルドゥッチは、その立ち上がりの速さを「ドラッグレースのようだ」と評した。
4シームと2シームの速球に加え、大きく曲がるカーブ、鋭いスライダー、そして緩急の差が大きいチェンジアップなど、複数の球種を操る。
リンスカムは試合前に腕を氷で冷やさない習慣があり、試合前の食事もハンバーガー、フライドポテト、チョコ&ストロベリーシェイクといったファストフードが好みだった。髪型やヒゲを変えることも多く、その度にファンが話題にしている。リンスカムと言えばあの特徴的なロングヘアーだろう。
小柄で強烈な存在感から「フリーク(変人)」「フランチャイズ」「ビッグ・タイム・ティミー・ジム」「ベビーフェイス・アサシン」といった数々の愛称が生まれた。

2008年はバリー・ボンズがちょうど引退した年であり、リンスカムが23歳で新しい顔として注目された。
4月までに4勝を挙げ、防御率1.73と文句なしの立ち上がりだった。5月15日のヒューストン戦では6回で10奪三振を記録し、相手打者のランス・バークマンは「3種類のほとんど打てない球を持っている」と舌を巻いた。
その独特のフォームと急成長ぶりが評価され、2008年7月7日発売号の『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾った。
7月26日のダイヤモンドバックス戦では1試合最多の13奪三振を記録し、9月13日のパドレス戦では4安打完封(12奪三振)の初シャットアウトを達成。9月23日にはロッキーズ戦で252個目の三振を奪い、サンフランシスコ時代の球団シーズン最多奪三振記録を更新した。
最終的に18勝5敗、防御率2.62、メジャー全体最多の265奪三振をマークし 、奪三振数にこだわる姿勢について「三振はいつも自分を奮い立たせてくれる」と語っている。
11月、全32票のうち23票の1位票を獲得してナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。発表の電話を受けた後、「ウーフー!」と叫びながら喜んだと振り返っている。ジャイアンツでは1967年以来となる投手の栄誉だった。
選手能力




皆様、こんにちは!なんとまたリンスカムを作ってまいりました(笑)今回は2008年ベースで、2009年と比べると基本ステータスや変化球に若干違いがあるかな。髪型も短かった時期があったという奇跡。(奇跡なの?!)
特にこの年は自身キャリアMAXの球速159km/hを記録している。しかもフォーシームじゃなくてシンカーで(笑)あの体型でどうしたらこんな鉄砲弾を投げられるのか…。
この年のリンスカムの今となっては笑える話は、前半戦を11勝2敗、防御率2.57、135奪三振という圧倒的な成績でオールスターに選出されたものの、試合当日にニューヨークでインフルエンザに似た症状と脱水のため入院し、登板できなかったって話(笑)
健康状態で話題になるのも、彼ならではのエピソードである。
マウンドだとあのクールな感じだけど、笑った時は子供のようにクシャッとした顔になるのが印象的。
パワナンバー

