【バイオ2】クリスの日記(全ファイルリスト)

バイオハザード2
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クリスの日記

8月8日

今日も署長にかけ合ったが、やはり信じてくれない。アンブレラがあの洋館で、恐ろしいTウィルスの実験をしていたのは間違いないのだ。

Tウィルスに感染すると、人間はゾンビになってしまう。

だが洋館は爆発してしまって証拠が残っていない。その上、この町はアンブレラの薬品工場で食ってるようなもので、町の人間は、恐れて誰も口を開かない、、、

どうしたらいいのだ。


8月17日

最近、おかしな事件が続発している。夜中、町のあちこちで見たこともない化け物が出現すると言うのだ。

アンブレラが再び動き出したに違いない。


8月24日

ジル、バリーと協力して、ついに情報を掴んだ。アンブレラは、Tウィルスに代わる新しいGウィルスの研究に乗り出したというのだ。

Gウィルスとは一体どんなものか?

とにかく三人で相談し、極秘で捜査するためアンブレラの本拠があるヨーロッパへ飛ぶことにした。妹には連絡しない。危険にさらしたくないからだ。

許してくれクレア。

考察

“追及”と“孤立”の構図

「署長が聞いてくれなかった」「証拠が消えた」「町の人が口を開かない」という記述から、クリスが真実を追おうとするが、組織・社会・権力構造に阻まれている状況が明らか。

つまり、“ある大きな組織が裏で動いていて、その研究・実験が明るみに出ぬまま進んでいる”という構図が提示されている。

この構図が「孤立してでも動かねばならない」覚悟・焦燥感を生んでいる。

“変化の兆し”としての怪物

8/17の記録で「奇妙な怪物が出ている」という報告を受けていることから、日常の秩序が既に崩れ始めており、「異常」が“散発的に”ではなく“頻発”しているフェーズに入っていることが分かる。

8/24の記録で “Gウイルス” という未知の研究対象が出てくる点も、「事態が次の段階へ移行している」ことを示唆していると思われる。

“姉妹/仲間”を思う心と、秘密の決意

「妹には知らせない」という一文から、記録者の中に プライベートな人間関係(姉妹)への配慮 と 秘密裏に動く覚悟 が並存していることが見える。

仲間(ジル、バリー)との協力で情報を手に入れたとも記されており、単独ではなく “信頼できる少数” で動くスタンスも浮かび上がる。

その背景には、「大きな組織に背を向けて、正義/真実を追う」というヒーロー的覚悟も含まれており、日記はその内的モチベーションを暗に語っている。

しかし、このクリスの気遣いが皮肉にもクレアをバイオハザードに巻き込んでしまう。

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