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【ポケモン赤緑】『ミュウツー』とは?シリーズ最古参の伝説ポケモンを徹底解説!

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ポケットモンスター」という世界において、数多くの伝説のポケモンが登場して来たが、その中でも圧倒的な存在感を放ち続けているのが『ミュウツー』である。

1996年に発売された最初のソフト『赤・緑』の時代から、ミュウツーはすべてのプレイヤーにとっての「到達点」であり、最強の象徴だった。筆者を含めライトユーザーの方でも、その姿を一度は見かけたことがあるのではないだろうか。

ミュウツーがこれほどまでに愛され、そして恐れられる理由は、単にゲーム上のステータスが高いからだけではない。

その誕生に隠された、人間たちのエゴや悲しい過去、そして「生命とは何か」を問いかけるような深い背景設定が、世代を超えて多くの人々の心に刺さっているからである。

本記事では、ゲーム本編のシリーズで語られるミュウツーについて、初心者の方にも分かりやすく解説して行こうと思う!

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ミュウツー誕生の禁忌:南米ギアナとポケモン屋敷の真実

ミュウツーは、自然界で偶然生まれたポケモンではない。ある目的のために、人間の手によって「造り出された」ポケモンなのである。

そのルーツは、カントー地方のグレンタウンにある「ポケモン屋敷」に残された記録から知ることができる。

ミュウの発見と幻のプロジェクト

すべての物語は、南米のギアナという土地から始まりまった。(実際に存在する地)

かつて、科学者たちはジャングルの奥地で、絶滅したと思われていた幻のポケモン「ミュウ」を発見したのである。

ミュウは「すべてのポケモンの先祖」とも言われ、あらゆるポケモンの遺伝子情報を持っているとされる稀少な存在である。

この発見に目をつけたのが、最強のポケモンを造り出そうと考えた研究者たちだった。彼らはミュウを捕獲し、その遺伝子をベースに戦闘能力を極限まで高めるための研究を始めた。

これが、後に「ミュウツー」と呼ばれることになる生命体の起源である。研究は何年にもわたる恐ろしい遺伝子操作の連続であり、命を弄ぶような非道な実験が繰り返されたと言われている。

ポケモン屋敷の日記が語る「2月6日」の悲劇

カントー地方のグレンタウンには、かつて研究拠点だった「ポケモン屋敷」の廃墟が残されている。

そこには、ミュウツー誕生までの過程を生々しく記した日記が散乱しており、プレイヤーはそれを読み解くことで事件の真相に触れることができる。

日記の日付記録されている内容
7月5日南米ギアナのジャングル奥地で新種のポケモンを発見。
7月10日発見した新種のポケモンを「ミュウ」と命名。
2月6日ミュウが子供を産む。新しく産まれた子を「ミュウツー」と名づける。
9月1日ミュウツーの力が強すぎて、自分達の手に負えないと絶望する。

ここで非常に興味深いのは、当初ミュウツーは「ミュウが産んだ子供」として記述されている点である。しかし、その体は遺伝子操作によって原型を留めないほどに作り替えられていた。

2月6日は、今でもファンの間で「ミュウツーの誕生日」として祝われる特別な日だが、それは同時に、あまりにも強すぎる力がこの世に生み出された日でもあった。

最終的に、ミュウツーはその凶暴な心と制御不能な力によって研究所を破壊し、多くの犠牲者を出して逃亡。その後、彼はハナダの洞窟の奥深くに身を潜め、自分を倒せるほど強い者が現れるのを待つことになる。

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ポケモン図鑑から読み解く生態:なぜ彼は「最凶」なのか

ゲーム内の「ポケモン図鑑」には、そのポケモンの驚くべき生態が記されている。歴代の図鑑説明を繋ぎ合わせると、ミュウツーという存在の悲哀と恐ろしさが浮き彫りになる。

極限まで高められた「戦うための心」

多くの図鑑で共通して語られているのは、彼の性格が「ポケモンで一番凶暴」であるという点である。

戦う能力を極限まで高められた結果、敵を倒すことしか考えられなくなった

(『金』『ハートゴールド』より)

遺伝子操作によって体は造られたが、優しい心までは与えられなかった

(『ルビー・サファイア』『オメガルビー・アルファサファイア』より)

このように、彼は「勝つための道具」として設計されたため、生物としての温かみや慈しみの感情が欠落した状態で生まれてしまったのである。

嵐の前の静けさ?エネルギーを温存する賢さ

また、意外な一面として、非常に理性的で効率的な行動をとることも図鑑から分かる。

バトルの時にフルパワーを出せるよう、普段はじっと動かずエネルギーを蓄えている

(『銀』『ソウルシルバー』より)

ただ暴れるだけの怪物ではなく、いつ来るか分からない戦いに備えて、ハナダの洞窟のような暗い場所で静かに精神を研ぎ澄ませている……そんなストイックで孤独な姿が想像される。

ミュウとの決定的な違い

ミュウの遺伝子をベースにしていながら、その姿も性質もミュウとは似ても似つかない。

 「DNAはほとんど同じだが、サイズも性格も恐ろしいほどに異なっている

(『ピカチュウ』『Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』より)

可愛らしく遊び好きなミュウに対し、巨大で禍々しい姿のミュウツー。この対比こそが、人間の科学が冒した「禁忌」を象徴していると言えるだろう。

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性能徹底解剖:なぜミュウツーの能力は「究極」なのか

ミュウツーが「最強」と呼ばれる実質的な理由は、その圧倒的なステータスと技にある。

「種族値」から見る圧倒的な破壊力

ポケモンの種類ごとに決まった能力の伸びやすさ(種族値)において、ミュウツーは戦闘マシーンそのものです。

  • 特攻(とくこう):154
    • これは全ポケモンの中でもトップクラスの数値(メガシンカを除く)。超能力による攻撃の威力がとてつもなく高いことを意味する。
  • 素早さ:130
    • 多くの伝説のポケモンを追い越すスピードを持っている。相手が動く前に一撃で倒してしまうのが基本スタイル。
  • 合計:680
    • この数値は長らく「伝説のポケモンの基準点」とされて来た。まさに伝説ポケモンの始祖。

専用技「サイコブレイク」の革命

第5世代から登場した専用技「サイコブレイク」は、彼の性能を完成させた。

この技は「自分の特攻で攻撃するのに、相手の物理的な防御力でダメージを計算する」という風変わりな性質を持っている。

これにより、特殊攻撃に強い「ハピナス」のような相手も、物理的な打撃を与えるように突破できるというもの。

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メガシンカの深淵:メガミュウツーXとY

第6世代で登場した「メガシンカ」により、ミュウツーはリザードンと並び、2種類の進化先を持つ唯一のポケモンとなった。(現在では他にも存在)

特徴メガミュウツーXメガミュウツーY
タイプエスパー・かくとうエスパー
能力合計780780
得意分野攻撃(物理)が劇的に上昇特攻(特殊)が世界最高クラスに
特性ふくつのこころふみん

メガミュウツーXは、肉体改造を施したような筋肉質の姿になり、格闘技で戦う。

一方、メガミュウツーYは本来の強みを極限まで研ぎ澄ませた姿で、特攻種族値「194」という驚異的な破壊力を持つ。

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対戦の歴史:かつての「絶対王者」から現代の戦いまで

初代『赤・緑』:伝説の「無敵時代」

初代において、ミュウツーは文字通り「完全無欠」だったと言える。

当時の環境では「エスパータイプ」が圧倒的に強く、弱点であるはずのゴースト技はバグで無効化され、虫技も低威力なものしかなかった。

さらに「特殊(とくこう・とくぼう)」が一本化されていたため、攻守ともに隙がなかった。

おまけに技のバリエーションも豊富であり、「最強」の名に恥じない性能を持っていた。

現代の対戦環境:素早さとタイプの壁

しかし、現代では「素早さのインフレ」と「あく・ゴーストタイプの台頭」により苦戦を強いられている。

「ハバタクカミ」や「バドレックス(こくば)」といった、より速い天敵が現れたためである。

それでも、「サイコブレイク」という唯一無二の技を持つミュウツーは、依然として特別な存在感を放っている。

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最後に

ミュウツーは単なる「強いキャラクター」ではなく、人間のエゴ、生命の尊厳、そして孤独と戦い続ける一つの「人格」のような存在である。

ハナダの洞窟の暗闇で彼が何を思っていたのか。ゲームをプレイするたびに、そんな想像が膨らむ。

この記事を読んで、久しぶりにポケモンを遊びたくなった方や、最新作での出会いが楽しみになった方がいれば幸いだ。

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