皆様、こんにちは!!

みなさんは「ニドキング」ってポケモンを知っていますか?
強くて、怪獣のようなゴッツいフォルムで、毒々しい色で…ととにかく魅力が詰まったポケモンであり、筆者が初代ポケモンでは必ずパーティに入れる大好きなポケモンである。
ポケモン赤緑の発売から25年以上たった今でも、昔の作品の魅力を解説するサイトや動画が多数ある。そんな中でしばしば話題に上がるのが「ニドキング」である。
SNSやRTAの配信などでは「技のデパート」とも呼ばれ、初代攻略における有用なポケモンとして評価されている。
本記事では、そんなニドキングについて解説して行こうと思う。
「またマニアックなネタを持って来たな?!」って思ったあなた!!この記事を読めば、今日からニドキングファンになっているはず!
序盤から仲間にできる強み
序盤でニドラン♂を捕まえられる

初代『赤・緑』ではゲーム開始直後、トキワシティから北へ向かわず西の22番道路へ寄り道することで、進化前のニドラン♂やニドラン♀が出現する。
草むらに入って少し歩けばレベル2〜4の個体が現れるため、野生ポケモンとしては捕獲難度が低め。捕まえた時点では「たいあたり」「なきごえ」といった基本技しか覚えていないが、短いレベルアップで「つのでつく」などのいった攻撃技を覚えるため、他の序盤ポケモンよりも戦力になりやすいのが魅力。
ただ、「つのでつく」を覚えるまで育てるのが意外と大変!
なお、『赤』ではニドラン♂の出現率が高く、『緑』ではニドラン♀がやや出やすい傾向にある。
パーティの候補として採用しやすい理由は、「旅の仲間としての育てやすさ」である。ニドランは捕獲率が高く、モンスターボール数個で簡単に確保できる。
序盤ではピカチュウやポッポ、コラッタなども出現するが、これらのポケモンは中盤以降で活躍しづらく、技の幅も狭め。でもピジョットなんかは見た目のカッコよさから愛で最後まで育てがち(笑)
その点、ニドランは序盤から中盤にかけて役割が変化し、攻撃技だけでなく「どくばり」で中毒状態を狙えるため長期戦でも強みを発揮する。
また、性別による違いも覚えておくと便利で、ニドラン♀は防御寄りの種族値を持つため壁役として優秀だが、攻撃力とスピードを重視するならニドラン♂が最適。
「つきのいし」で早急に最終進化

ニドラン♂はレベル16になるとニドリーノへ進化する。そこから「つきのいし」を使うだけで最終形態のニドキングになるため、ほとんど手間が掛からない。
月の石は「おつきみやま」や2番道路(裏通り)で拾うことができるため 、ハナダシティ到着前に進化可能なので、めちゃくちゃ早い段階で最終進化まで持って行ける。
進化のタイミングについてはプレイヤーごとに好みが分かれる。ニドリーノの状態でレベル50まで育てれば、貴重な格闘技である「にどげり」を自力で覚える。
まぁ筆者はすぐに進化させて、ニドキングの状態でLv.23にして『あばれる』を習得させるが…。
『つきのいし』は作中でも限られた数しか手に入らないので見逃し注意。具体的には「おつきみやま」で2個手に入る他に、2番道路の草むらに1個、グレンタウンのポケモン屋敷1階のベッド付近に1個落ちている。
これらは「いあいぎり」やストーリー進行後でないと回収できないため、序盤に使える月の石は事実上おつきみやまでのみ。
ニドリーノを早期進化させる予定なら道中で取り忘れないようにしよう。一度ハナダシティまで行ってしまうと、サントアンヌ号クリア後でないとつきのいしが回収できなくなる。
それにしても、「なぜニド系はつきのいしで進化するんだろうか?」って改めて考えてみたんだけど、『月のうさぎ🌕』だからってことですか??笑
種族値とタイプの特徴
バランスの良いステータス

ニドキングの種族値はHP81・攻撃92・防御77・素早さ85・特殊75と全体的にバランスが取れている。
突出して高い能力はないが、攻撃と素早さが80台半ばと比較的高いため(初代にしては高い方)、ストーリー中の大半の敵より先手を取りやすく、物理技でしっかりダメージを稼げる。
特殊75という数字も初代では十分高く、「れいとうビーム」や「10まんボルト」など特殊技を使っても火力不足を感じにくいのがポイント。
他の序盤ポケモンと比較すると、その差は歴然。例えばポッポやコラッタ、ズバットなどは最終進化までに時間がかかり、進化前の能力も低めで、終盤まで使い続けるのは難しい。ラッタの「ひっさつまえば」は序盤では無双しまくりなのだが。
それに対し、ニドキングは進化によって攻撃と素早さがぐんと伸びるため、戦力として長く活躍できる。初代のバトルでは物理技が攻撃ステータス、特殊技が特殊ステータス依存でダメージ計算されるため、ニドキングのように攻撃・特殊の両方が平均以上のポケモンは扱いやすさが段違い。
物理技なら「じしん」や「のしかかり」で押し切り、特殊技なら「れいとうビーム」や「10まんボルト」「なみのり」で弱点を突ける。このバランスの良さが使いやすさの源泉と言える。
「技のデパート」と呼ばれる豊富なわざ
覚えられるわざマシンが多い

ニドキングは初代に存在したわざマシン50種類のうち実に38種類を覚えられ、秘伝マシンも2種類覚えられるため、ニドクインと揃って当時から「技のデパート」と呼ばれていた。
これは御三家や伝説ポケモンを差し置いてもトップクラスの対応数で、対戦でもストーリーでも好きな技を自由に組み合わせられるという意味を持つ。
例えば、序盤で手に入る「メガトンパンチ」(威力80)や「メガトンキック」(威力120)といったノーマル技から、中盤の「のしかかり」(威力85・30%でまひ) 、終盤に手に入る「だいもんじ」や「れいとうビーム」「10まんボルト」まで、多彩な選択肢がある。
普通は複数のタイプを育てなければカバーできない相手の弱点を、ニドキング一匹で突けるため、手持ちに空き枠があまりない初プレイでも安心。
わざマシンは1つ使うと消えてしまう貴重なアイテム。せっかく強力な技が手に入っても、誰に覚えさせるか迷ってしまうのが常だが、ニドキングならその心配は少なめ。序盤から仲間にでき、最終進化後の能力も十分なため、序盤から終盤まで一貫して使い続けられる。
つまり、早い段階から強力なわざマシンを投資する価値が高く、他のポケモンに回さなくても後悔しにくいという点。
特に「のしかかり」「じしん」「れいとうビーム」のような汎用性が高い技は、ニドキングに覚えさせることで攻略の幅を大きく広げてくれる。適宜回復アイテムやPP回復アイテムを用意し、ジムリーダーや四天王ごとに最適な技を揃えていくのがオススメ。
それでも終盤は火力不足を感じることが増えては来るが、、、。
一撃必殺技とアイテムのコンボ
実はニドキングは一撃必殺技である「つのドリル」も習得できる。
初代では命中率が低い一撃必殺技でも、命中率を上げるアイテム「ヨクアタール」を使うと命中率が高くなる。また、素早さを上げる「スピーダー」で相手より速くなれば、一撃必殺技の成功条件を満たせる。
これらのアイテムはタマムシシティのデパートで安価に購入できるため、ストーリー攻略でも手軽に準備できる。
一撃必殺技は相手よりレベルが低くても成功するため、レベル上げに時間をかけずに進められるのが大きな利点。RTAのチャートでも定番となっており、手早くストーリーを進めるのに最適。このコンボは単に強いだけでなく、初代ポケモンならではのゲームバランスのゆるさを体感できるので、初見でも試してみる価値がある。
一撃必殺技は命中率30%ほどと低く設定されているが、初代では命中計算が特殊で、使用者の素早さが相手以上の場合のみ命中判定が行われる。
そのため、素早さが高めのニドキングは条件を満たしやすく、さらに「スピーダー」で素早さを補強すればより成功率が上がる。
命中率を補正する「ヨクアタール」は一発必中のように思われがちだが、実際には命中率が必ず最大になり、回避率が上がっている相手にも当てやすくなる効果がある。これらのアイテムはジムリーダーや四天王戦の前に数個購入しておくと、肝心な場面で役立つ。
ただし、一撃必殺技はゴーストタイプや「そらをとぶ」「あなをほる」で姿を消しているポケモンには効かない点にも注意しよう。
秘伝わざ要員としても優秀
ニドキングは「なみのり」と「かいりき」という二つの秘伝マシンを習得する。これにより、旅の途中で岩を動かしたり水上を移動したりする際にパーティの枠を圧迫しない。しかも戦闘においてもどちらも強い。
また、これらの秘伝技を覚えさせても技構成に余裕があるのが利点。一般的に「なみのり」と「かいりき」は他のポケモンに覚えさせると技枠を圧迫し、本来覚えさせたい攻撃技を諦めることになりがちだが、ニドキングは技の候補が多いため、秘伝技を組み込んでも他に4枠を十分活用できる。
さらに、ニドキングは「かいりき」による岩押しや「なみのり」による水上移動をストーリー中に何度もこなすため、常にパーティに入れておく価値がある。
飛行要員としてカモネギやピジョットなどを別枠で用意すれば、旅パーティはほぼ二体で全てのフィールドギミックを解決できるだろう。
RTAで使われる理由
RTAプレイヤーがニドキングを採用する理由は、序盤から最終進化できる点と多彩な技により効率よく敵を倒せるからである。
ニドキングを使うRTAでは、必要な技マシンを回収しながら最短ルートで進み、「つのドリル」「じわれ」のコンボで四天王やライバル戦を短時間で突破して行く。
種族値こそ平均的だが、豊富な技と早期の火力確保がタイム短縮に直結するため、RTA界隈で人気が高い。
RTAでは、ゲーム開始から最終進化までのルートを最適化するため、22番道路での遭遇率や個体値厳選も拘るとか、、、。
攻撃と素早さの個体値が高いニドランを引くまでリセットを繰り返し、早期に育ててジムリーダーを突破する。レベル上げの回数を極力減らすため、技マシンで技を即座に上書きし、「ヨクアタール」「スピーダー」を道中で拾っておくのが定番。
ニドキング以外の手持ちはカモネギ(「いあいぎり」「そらをとぶ」要員)やサンダース(でんきタイプ対策)程度に抑え、無駄な戦闘を避けてタイム短縮を図る。
こうしたRTAの知識は通常プレイにも応用でき、効率よくストーリーを進めたい人にとっても参考になるだろう。配信や動画を見てコツを学び、自分のプレイに取り入れるのも楽しみ方のひとつである。
弱点と注意点
ニドキングは万能に見えるが、弱点も存在する。水・氷・じめん・エスパー技に弱く、特に初代ではエスパータイプが強力だったため、フーディンやスターミーなどの高速特殊アタッカーには超絶不利。
また、全体的な種族値は410と平凡で、トップメタのケンタロスやスターミーと比べると決定力に欠ける点も否めない。
しかし、電気タイプの攻撃を受けないなど役割範囲は広く、弱点を突かれる前に打ち切れる攻撃手段を持っているためストーリー攻略ではほとんど問題にならない。
また、四天王カンナのラプラスなど、特性や高耐久を持つ相手にはレベル差があっても苦戦することがあるため、状況に応じて他のポケモンを育てておくことも重要。
また、わざマシンを多用するため、他のポケモンが覚えられる技がなくなる点にも注意しよう。今後対戦や育成に挑戦する予定があるなら、貴重なわざマシンはニドキングに使い過ぎないよう計画的に消費することをオススメする。
お気に入りの技を覚えさせたい場合は進化のタイミングを考えたり、別個体を育て直したりするなど工夫が必要である。
あとがき
序盤から仲間にでき、技マシンで自由に強化できるニドキングは、ライトユーザーにとっても扱いやすい万能ポケモンである。
もちろん環境上位のケンタロスやスターミー、フーディンと比べれば能力は劣るが、それでもストーリー攻略や友達との対戦で活躍できる力を持っている。
初代ポケモンを再びプレイする際は、当時気付かなかったニドキングの強さをぜひ試してみて欲しい。昔遊んでいた人は懐かしさとともに、新しい発見があるかもしれない。
