こんにちは!!
皆さんは『ポケモンZA』で遊んでおりますでしょうか??追加DLCが発売されて、めちゃくちゃ賛否両論が巻き起こっている内容になっているが、それも含めても筆者は楽しんでおります!😳
『Pokémon LEGENDS Z-A』(ポケモンレジェンズ Z-A)は、2025年にNintendo Switch(およびSwitch 2)向けに発売されたシリーズ作品。
カロス地方・ミアレシティ(ルミオーシティ)を舞台に、ポケモンと人間の共存をテーマとした物語が展開する。過去作『ポケットモンスター X・Y』の世界観を引き継いでいるが、ストーリーは5年後の設定であり、前作の知識がなくても問題なく楽しめるよう丁寧に作られている。
本作はシリーズ初のリアルタイム制バトルを採用し、さらに全てのメガシンカ(Mega Evolution)ポケモンの登場と新規メガシンカの追加など、大胆な新要素を多数盛り込んだ意欲作。
本記事では、ライトユーザーや未プレイの方に向けてネタバレを避けつつ、本作の良かった点と微妙だった点をレビューして行こうと思う!!
良かった点
初心者でも楽しめるストーリーとゲーム設計
本作のストーリーはポケモンシリーズの魅力を押さえつつ、初心者でも分かりやすく楽しめる内容になっている。
物語の序盤から世界観や目的が明確に示され、プレイヤーはミアレシティで発生する謎の事件(「荒ぶるメガシンカ現象」)に巻き込まれながら、自身も大会を勝ち上がっていくというシンプルかつ熱中できる筋立て。
過去作へのオマージュも多く盛り込まれているが、新規プレイヤーへのフォローが手厚く、前知識がなくても物語に入り込みやすいのが特徴。
難易度も高すぎず低すぎずでバランスが良く、シリーズ未経験者やライト層でも最後までストーリーを追いやすい。
実際、「それほどチャレンジングではない」という指摘もあり 、ポケモン初心者にとってはストレスなく物語を楽しめる設計だと言える。会話劇やイベントシーンも分かりやすく盛り上がるため、ポケモンらしい冒険譚を存分に味わえるだろう。
各ポケモンに焦点を当てた豊富なサイドミッション

メインストーリー以外にも、本作には各ポケモンにスポットを当てたサイドミッションが数多く用意されている。「ポケモンの個性を感じたい!」って思ってる人がいるなら、筆者的にこのゲームを強くオススメしたい!!本当にどのポケモンのエピソードも可愛くて、生活感があって楽しい。
ミアレシティ内の人々から依頼を受ける形で展開する「サイドミッション」はその数が約100種類にも上り 、内容も「特定のポケモンを見せてほしい」「〇〇なポケモンを捕まえて欲しい」など多岐に渡る。
依頼をこなすことでポケモン図鑑が埋まったり、ご褒美としてレアアイテムがもらえたりするため、自然とポケモン収集のモチベーションが高まる仕掛けになっている。
各ミッションでは、スポットライトを浴びるポケモンたちの意外な一面や、人々とポケモンの心温まる交流が描かれ、シリーズファンにはニヤリとできる小ネタや過去作への言及も散りばめられている。
例えば、街角でピカチュウ好きの少年のお願いを聞いたり、水辺でコイキングの生態調査を手伝ったりと、ポケモンたちの日常を垣間見られる物語が豊富。
こうしたサイドストーリーは物語に深みを与えると同時に、「ポケモンの世界で生きている感覚」を強く実感させてくれる。カジュアルなプレイヤーでも気軽に楽しめる内容が多く、コア層にとってはシリーズ愛をくすぐる要素となっている点も評価できる。
💬筆者的には、「ゲンガー」と「セビエ」のサイドミッションが大好きっす🤤
全てのメガシンカポケモンが登場+新メガシンカの豊富さ

本作最大の目玉の一つが、メガシンカ(Mega Evolution)要素の充実である。
かつて『X・Y』や『オメガルビー・アルファサファイア』で登場した全てのメガシンカ対応ポケモンが今作で再登場を果たしており、懐かしのメガリザードンX/YやメガミュウツーX/Yといった人気ポケモンたちとも再び共闘できる。
それだけでなく、新規デザインのメガシンカが多数追加された点も見逃せない。シリーズ初登場のメガシンカ形態として、意外なところではメガウツボットなど、往年のファンを驚かせるような豊富なラインナップが用意されている。
新メガシンカポケモンのデザインや性能もバラエティに富んでおり、「こんなポケモンにもメガシンカが!」と嬉しくなること間違いなし!
実際、海外レビューでも「多くの新たなメガポケモンが登場する」点は本作の大きな魅力として評価されていた。メガシンカはバトル中に一定時間だけ進化形態になり能力が上昇する特殊要素だが、本作ではプレイヤーとポケモンが協力して溜める「メガエナジー」で好きなタイミングに発動できるよう調整され、より戦略的かつ爽快に楽しめる。
シリーズファンにとっては懐かしさと新鮮さが同居したメガシンカ要素の復活は嬉しいポイントであり、集めたポケモンを自由にメガシンカさせて戦えるのはコレクション魂を大いに刺激してくれる。
さらに、メガシンカ周りの演出も熱く盛り上がる。プレイヤーキャラクターは腕に身につけた専用のブレスレットをかざしてポケモンをメガシンカさせるのだが、その際に放たれる光や効果音など演出面でも高揚感がある。
メガシンカはストーリー上も重要な鍵となっており、「荒ぶるメガシンカポケモン」を鎮めるというミッションを通じて伝説の存在に迫っていく展開は、初心者からコア層までワクワクできるだろう。
新旧さまざまなメガシンカポケモンを手持ちに加え、バトルで活躍させる体験は、本作ならではの醍醐味。過去作でメガシンカを楽しんだプレイヤーはもちろん、今作で初めて触れるプレイヤーにとっても、その派手さと強力さからメガシンカの魅力を存分に味わえるに違いない。
ファッション要素が充実し自分好みのトレーナーに

ポケモン本編シリーズでも人気要素となっているトレーナーの着せ替え(ファッション)要素が、今作では一段とパワーアップしている。
ミアレシティ内には複数のブティック(服屋)が存在し、帽子・トップス・ボトムス・シューズからアクセサリーまで、実に多彩な衣装アイテムが販売されている。
服の種類やカラーも非常に豊富で、男女問わず幅広いコーディネートを楽しめるのが特徴。
例えば、シリーズ過去作の主人公たちの服装を模したコスチュームや、人気ポケモンをモチーフにしたデザインのバッグ・帽子など、ファン心をくすぐるラインナップが揃っている。
ゲーム内で手に入るお金を貯めてお気に入りの一着を買い集める楽しさは、ポケモンでの冒険にもう一つの目標を与えてくれる。
実際「本作では主人公がブティックで服を購入し、様々なコーディネートを楽しめる。キャラメイクの幅も広く、本作で楽しまれている要素の一つとなっている」との公式攻略記事もあり 、多くのプレイヤーが着せ替え要素に夢中になっている。
自分好みのトレーナーに仕立て上げれば、冒険やバトルへの愛着もより一層高まるはず。ファッション要素の充実は、ポケモン世界でのロールプレイを後押しし、初心者でも自分だけの物語を演出しやすい点で好評を博している。
シリーズ過去作へのオマージュが豊富

『レジェンズ ZA』は完全新作でありながら、シリーズ過去作へのオマージュが随所に感じられる点も魅力と言える。
上述のように舞台は『X・Y』のミアレシティで、ストーリー上もかつての登場人物や組織(例:3000年前の王「AZ」やフレア団)に関わるエピソードが語られる。ファンにとって懐かしい名前やイベントが出てくるたび、「あの時の話につながっているのか」と胸が熱くなる場面も多い。
ただし、これら過去作ネタは決して前提知識を要求するものではなく、知らなくても支障はないよう巧みにシナリオに組み込まれている。
さらに、小ネタレベルではシリーズ全般への愛を感じる演出が豊富。街の看板や建物の名前に旧作キャラクターの名前が紛れていたり、BGMに歴代ポケモンゲームのフレーズがアレンジされて使われていたりと、長年のシリーズファンほど楽しめる隠し要素が散りばめられている。
例えば、とあるカフェで流れる音楽は初代『赤・緑』のテーマのアレンジだったり、依頼人の台詞に過去の名セリフがオマージュされていたりと、探せば探すほどニヤリとできる演出が見つかる。
こうした細部へのこだわりは評価が高く、「シリーズへの深いリスペクトを感じる」と好意的に受け止められている。
新規プレイヤーにとっては気付かず通り過ぎる部分でも、後でシリーズを振り返った際に新たな発見として楽しめるため、遊び終わった後も話題に事欠かない作り込みとなっている。
バトルのテンポが良く爽快感のある戦闘システム

本作最大の革新は何と言ってもリアルタイムバトルの導入である。
従来のポケモンバトルといえばターン制コマンド選択が基本だったが、本作ではフィールド上でシームレスにポケモンバトルが開始し、プレイヤー自身もフィールドを移動しながら指示を出す形に生まれ変わった。この新バトルシステムにより、戦闘のテンポは飛躍的に向上している。
「待った」が一切ないスピーディーな戦闘で、次々に繰り出される技にリアルタイムで対応する緊張感と臨場感は格別。
敵味方問わず技ごとに攻撃範囲や発動時間が異なるため、プレイヤーは「どの位置取りで技を当てるか」「いつ回避に専念するか」など即座の判断を迫られる。
そのため、戦闘中は常にほどよい緊張感が維持され、アクションゲームさながらの爽快感を味わうことができる。
実際に「ポケモンと共に戦っている感覚が最高」「アニメのような共闘感が味わえる」と評されており 、従来のシステムにはなかった新鮮な体験を提供している。
加えて、本作の戦闘UIは直感的で分かりやすく設計されている。使える技は画面上に4つまで表示され、それぞれNintendo Switchのボタン(A/B/X/Y)に対応しているため、初めてでもすぐに馴染める親切な操作性になっている。
結果として、初心者でもリアルタイムバトルの面白さをすぐ実感できる一方、従来のターン制に慣れたプレイヤーにも新鮮な驚きを与えることに成功している。
テンポの良い戦闘のおかげでレベリング作業も快適に感じられ、次のバトルやストーリー展開にサクサク進めるとの声も多く聞かれる。
総じて本作のバトルシステムは、テンポと臨場感を両立した画期的な進化と評価できる。
個性的で魅力的なキャラクターたち
物語を彩るキャラクターの魅力も本作の大きな長所である。主人公を取り巻く登場人物たちは、従来シリーズにも増して個性豊かに描かれている。
例えば、プレイヤーの世話役となる同世代のライバルは明るく快活でプレイヤーをサポートしてくれる存在だが、それぞれの背景には秘められた想いや成長物語があり、物語後半にかけてグッと惹き込まれる。
ミアレシティの再開発を進める企業「クエーサー社」の関係者たちや、自警団「MZ団」のメンバーなども、善人・悪人に関わらずキャラ立ちが素晴らしく、コミカルなやり取りからシリアスな場面まで活躍する。
過去作『X・Y』の登場人物であるAZ(3000歳の謎の男)も重要な役割で登場し、ファンにはたまらない演出となっているが、彼を含め各キャラの心情描写は初見のプレイヤーにも伝わるよう丁寧に描かれているため安心。
NPCのモブトレーナーに至るまで作り込みが細かく、街中で耳を傾けると「ミアレシティに暮らす人々」のリアルな台詞が飛び出してきて世界観に厚みを持たせている。
総じてキャラクターの個性は非常に魅力的で、「登場キャラクターそれぞれに愛着が湧いた」「会話が面白い」という声も多く、物語を牽引する存在として高く評価されている。
ストーリー終盤にかけては主要キャラたちが総登場し、熱いクライマックスを迎える展開も待っているため、最後まで飽きずにドラマを楽しめるはず!
色違いポケモンの収集がしやすい

ポケモンシリーズのやり込み要素として人気の色違いポケモン集めも、本作では比較的手軽に挑戦できるようになっている。
過去作では色違い(通常とは異なる色の希少なポケモン)の出現確率は非常に低く、根気が求められるものだったが、レジェンズ Z-Aでは全体的な色違いの出現率が上昇しており、ストーリークリアまでの間に何匹も見つけられるほどと言われている。
実際、ある攻略情報によれば「本作はこれまでのポケモンより色違いの出現率が上がっており、歩き回っているだけでもクリア前に十数匹は捕まえられる」とも報告されています。(実際の数値的な確率にはあまり変更がないが)
さらに、一部の色違いポケモンはサブクエストやイベントで確定入手できる場面もあり(例えばとある依頼をこなすと色違いメリープが必ず出現する等 )、運任せだけでなく計画的に色違いをコレクションできる配慮がされている。
色違い出現時には画面や音で通知があるため見逃しにくく、加えて捕獲に失敗しても一定時間その場に留まる仕様になっているなど、カジュアルに色違い厳選を楽しめる設計になっている。
加えて、本作独自のアイテム「ひかるおまもり」やカフェメニュー効果で一時的に色違い確率を上げる裏技的要素も噂されており 、収集好きには嬉しい工夫が凝らされている。
こうした要素のおかげで、これまで色違い集めに手を出してこなかった初心者でもチャレンジしやすい環境が整っていると言える。お気に入りのポケモンの色違いを見つけ出せた時の喜びは格別で、本作はその体験へのハードルを下げてくれている点で評価できる。
💬一方で「色違いの価値が下がった!」という意見も見かけるが、、、
微妙だった点
グラフィックの品質がやや低い(映像面の物足りなさ)

本作のグラフィックはNintendo Switch世代として決して悪いわけではないが、全体的な品質はやや控えめとの指摘がある。
特に舞台がミアレシティ単一であるため、風景のバリエーションが少なく、広大なオープンワールドを期待するとやや単調に感じた。
テクスチャやモデルのディテールも、前作『Pokémon Legends アルセウス』や他のSwitch後期タイトルと比較して飛躍的な進化は見られず、建物や地形のポリゴン感、木々や芝生の質感などに荒さを感じることがある。
キャラクターやポケモンのモデリングは概ね良好なものの、NPCの表情変化が乏しかったり群集の表示数が制限されていたりと、ハード性能を考慮した簡略化も散見される。
特にSwitch 1(初期型)でプレイする場合、解像度やフレームレートの点で最新機種(Switch 2)との差を感じるとの報告もある。
また、夜景の美しいミアレシティも、よく見ると照明効果や陰影表現がシンプルで、昨今の他ゲームと比べると見劣りする部分がある。
総じて「見た目のリッチさという点ではやや時代遅れ」との声もあり 、ここは賛否が分かれるポイントと言える。
ただしその一方で、ロード時間や動作の安定性は良好で、Switch 1でも快適に動作する軽さを実現しているため 、プレイ体験を損ねるような致命的問題は起きにくいというメリットもある。グラフィック面の物足りなさはあるものの、それを補うゲーム性やアートスタイルの魅力が本作にはあると言える。
新ポケモン(新種)が登場しない
今作ではメガシンカの新フォームこそ多数登場するものの、全く新しい種のポケモン(いわゆる第9世代の新ポケモン)は追加されていない点に不満を感じたプレイヤーもいる。
冒険の舞台が既存のカロス地方ということもあり、野生で出会うポケモンは基本的に歴代作品に登場済みのポケモンたち。新規デザインのポケモンやリージョンフォーム(地方変種)などが一切いないため、「新鮮味に欠ける」と感じる向きもある。
特に直近のシリーズでは毎回新ポケモンが数十種追加されてきただけに、コレクター精神の強いファンほど残念に思うかもしれない。(レジェンズアルセウスにすら登場していた)
一方で「見慣れたポケモンにまた会えるのが嬉しい」「メガシンカ新規追加にリソースを割いた分、新種なしは仕方ない」と肯定的に捉える声もある。
実際、登場ポケモン総数は既存ポケモンだけでも非常に多く、メガシンカ実装数がシリーズ最多ということもありボリューム不足は感じにくい構成になっている。
しかし「せっかく第9世代なのに新ポケモンがゼロなのは寂しい」という意見は確かに存在し、図鑑を埋めても全て既知のポケモンばかりという点は、人によっては物足りなさに繋がるだろう。
今作オリジナルの幻・伝説ポケモンなども登場しないため、新しい発見を求めるプレイヤーには少々物寂しく映るかもしれない。
総じて、新ポケモン皆無という設計はシリーズの革新性よりも過去資産の活用を重視したとも言え、良くも悪くもファンサービス的な側面が強い点は留意が必要である。
💬逆に「ポケモンに初めて触れる」って人には新しい発見の宝庫だから、めちゃくちゃ良いかも?
DLCシステムへの不満(追加コンテンツの評価)

発売後に配信された有料追加コンテンツ(DLC)「M次元ラッシュ」について、その内容に不満を抱く声がいくつか上がった。
本編クリア後の物語を補完する位置付けのDLCだったが、実際には「新メガシンカのポケモンを入手するためのコンテンツ」という色合いが強く、ストーリー自体の評価はあまり高くない。
DLCではホウエン地方の幻ポケモン「フーパ」にまつわる異空間での冒険が描かれいるが、内容が単調で作業感が強いと指摘されている。
具体的には、「ドーナツ🍩」と呼ばれる特殊アイテムを作って異次元(異次元ミアレ)に入り、ポイントを稼いではボスと戦う――という流れを延々と繰り返す構成で、イベントシーンや物語の盛り上がりに乏しいため途中で飽きを感じやすい。
また、DLCで追加された新要素(例えば16種の新メガシンカ実装や新マップ探索)はあるものの、不便な仕様も散見され快適性に欠けるとの報告もある。
ゲーム内で何度も必要となる道具(前述のドーナツ)を一括で作成できなかったり、材料のきのみ集めが単調で時間がかかったりと、ユーザビリティの面でも改善の余地があった。
価格に対する内容の薄さも相まって、批評としては「本編の出来が良いだけにDLCには物足りなさを感じた」「約3,000円の追加費用に見合った満足感は得にくい」と厳しめの声が目立つ。
一方で、「新たなメガシンカポケモンを使えるだけでも価値がある」という熱心なファンもおり、評価が割れているのも事実。
総じてDLCは、本編で満足した人ほど期待に対して肩透かしを食らう可能性があり、購入には慎重な検討が必要と言えるだろう。
💬確かに筆者もストーリーや単純作業の繰り返しには頭を傾げたが、色違いポケモンの収集などに関してはめちゃくちゃ良い。
細かい不便な点や欠けている機能
ゲーム全体の完成度は高いものの、細かな部分での不便さもいくつか指摘されている。
その一つがアイテム購買や作成のユーザビリティで、例えば「ショップできのみ(などの消費アイテム)を一括購入できない」ために一つずつ買い込む必要があり手間がかかる、といった声がある。(アップデートで改善済)
クラフト要素でも同様に、先述のDLCで触れたように一度に複数個クラフトできない仕様があったりと、インターフェースの作り込み不足が散見される。
また、移動面での不満もよく挙げられている。本作ではミアレシティ内を自由に駆け回れるものの、主人公の歩行/走行速度がやや遅めで移動に時間がかかるという指摘がある。
広い街を探索するのは楽しい反面、過去シリーズにあったような自転車等の乗り物が用意されておらず、もう少し高速に移動したい場面で歯がゆさを覚えるというもの。実際「移動速度が遅く感じ、探索の快適さで惜しい部分がある」とのレビューも見られる。
さらに、戦闘中にリアルタイムで時間経過する仕様ゆえの細かな違和感として、「バトルの最中に昼夜が切り替わってしまい没入感が削がれる」という意見もあった。
戦闘開始時は昼間だったのに長引くと夜になり、気づけば周囲の景色が暗転してポケモンが見えにくくなる、といった状況で戸惑うプレイヤーもいたようだ。
これらは大きな欠陥ではないものの、「あと一歩配慮が欲しい」と感じさせる部分であり、細かなUI改善や機能追加が今後求められる点だろう。
幸い、発売後のアップデートで一部改善が図られているとの情報もあり、ユーザーの声を踏まえてブラッシュアップされていくことが期待されている。
対人バトル(PvP)は好みが分かれるかも

本作にはオンライン要素として他プレイヤーとの対戦(ランクバトル)も実装されている。しかし、この対人戦(PvP)については好き嫌いが分かれる部分かもしれない。
理由の一つは、リアルタイムバトルならではのゲーム性が対人戦では独特な駆け引きを生むためである。4人まで参加可能な乱戦形式のランクバトルでは素早いアクション操作が求められ、従来のようにじっくり考えてポケモンを交代したり技選択で読み合う戦略よりも、「いかに素早く的確に相手を倒すか」という反射神経や判断力が重視される。
このため従来のターン制対戦の駆け引きを好むプレイヤーには合わない可能性がある。
実際、ゲームコミュニティでは「リアルタイムの対人戦は忙しすぎて性に合わない」「戦略というよりゴリ押しが通じてしまう」といった声や 、「同じ技の連発に制限があるものの、それでも単調になりがち」との指摘もある。
一方で「テンポが良く爽快なので対戦も楽しい」「新鮮な気持ちでポケモンバトルができる」という肯定的な意見もあり、ここはプレイヤーの好みに大きく依存する部分だろう。
少なくとも従来のレート戦やガチ対戦のような高度に読み合う頭脳戦とは趣が異なるため、人によって評価が割れるところ。
幸いランクバトルはプレイしなくても本編クリアや図鑑完成には支障なく、あくまでエンドコンテンツ的な位置づけなので、対戦が肌に合わなければ無理に手を出す必要はない。
総じて、対人バトルは好みが分かれる要素ではあるが、アクションゲーム的な競技性をポケモンに求める人には新境地として楽しめるはず。
💬筆者は、ガンテツボールなど希少なボールを集めるためにランクバトルに潜っていて、やってみるとそれはそれですごく楽しい。だけど、今はもうやる気になれない(笑)
総評:初心者にも薦めやすい新風を吹き込んだ意欲作
『Pokémon LEGENDS Z-A』は、ポケモンシリーズにリアルタイムバトルという革新をもたらしつつ、過去作の良さも随所に盛り込んだ意欲的な作品である。
初心者でも物語に入り込みやすい親切設計とテンポの良いゲームプレイが魅力で、カロス地方を舞台にしたストーリーはシリーズファンには懐かしく、新規プレイヤーには新鮮な冒険として映るだろう。
良かった点として挙げた豊富なサイドミッションや新旧メガシンカの登場など、やり込み・収集要素も充実しており、遊び応えは十分。
リアルタイムバトルを中心としたゲーム性についても概ね高評価で、特に「ポケモンと共闘している感覚」は本作ならではの体験として多くのプレイヤーを魅了した。
一方で惜しい点として、グラフィックのクオリティやDLCの内容など改善が望まれる部分も確かに存在する。
ただ、それら欠点を踏まえてもなお、本作はシリーズの新たな可能性を示した傑作との評価が一般的。
💬筆者的にも「ポケモン好きなら買うべき」とオススメしたい作品だと言える。
総じて『ポケモンレジェンズ Z-A』は、ポケモン好きなら一度は体験してほしい新鮮な冒険であり、初心者にとってもシリーズ入門として十分楽しめる内容と言えるだろう。
ポケモンと共に都市を駆け巡るスリルと感動を、ぜひ自身の手で味わってみて欲しい。
