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【バイオレクイエム】トロコンプレイヤーが語る忖度なしの本音レビュー!|良かった点・微妙だった点・オススメしたい人

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皆様、こんにちは!みんなは「バイオハザード レクイエム」をクリアしましたか??

わたくしは大体6周くらい遊んで、トータル25時間ほどでトロコンまで達成いたしました。ここまでやったのにまだまだ飽きてないから、次はTAでもやろかな???

そんなわけで今回も、実際にプレイした感想をもとに、「良かった点」「微妙だった点」を中心にレビューし、最後にどのようなプレイヤーにおすすめか語って行こうと思う。

⚠️レビュー自体にはネタバレが含まれるので、未プレイの人は「こんな人にオススメ」の項までスキップしてね!

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良かった点

圧倒的な演出による臨場感

本作はREエンジンの描写力を最大限に活かし、汗や血の質感、光の反射、表情筋の動きなど微細な部分まで描き込まれている。

プラットフォームがPS5Switch 2などの次世代機に完全に移行したことで、グラフィックが『ヴィレッジ』より大幅に向上し、キャラクターの汗や血の粒がリアルに表現されていることが指摘されている。暗闇の中を歩くときの息遣いや心拍音、薄暗い病院の照明がちらつく演出も非常に効果的で、プレイヤーはグレースの不安を体感できる。

一人称視点のグレースがパニック気味に呼吸し、独り言をつぶやく演出が臨場感を高めていると報告されていた。こうした演出により、プレイヤーはVRなしでも没入できるほどの緊張感を味わえる。

同作はグラフィックの進化だけでなく、ライティング技術でも大きな飛躍を遂げている。本作はシリーズで初めてPC版でフルパストレーシングに対応し、間接光の反射や影の柔らかさが従来作より自然に表現されている。

テーブルや床に落ちる光の跳ね返りや、銃火器の閃光が暗闇を照らす様子がより物理的にリアルになっており、臨場感を一層高めている。さらに、髪の毛のシミュレーションも進化しており、長い髪が光の方向に合わせて輝きを変え、動きに応じて自然に揺れると紹介している。

REエンジンの成熟により、内部空間と外部空間の遷移やキャラクターのアニメーションが滑らかになり、安定したフレームレートを維持したまま高品質な映像を実現している点も強調されていた。

さらに、冒頭の演出も秀逸。ゲームはグレースが血液採取のため逆さに縛り付けられている手術室から始まり、割れたガラス片で拘束を解きながら視界が揺れ、周囲の音が徐々に聞こえてくる過程をプレイヤーが追体験する。

弱々しい歩みで暗い廊下を進み、頼りないライターの炎で先を照らす恐怖は、彼女の不安と絶望を強烈に共有させる。このチュートリアルがプレイヤーの身体的な弱さと精神的なパニックを実感させ、物語の始まりから強い没入感を与えると評価されていた。こうした導入部は単なる驚き要素ではなく、敵の異様さや世界観を効果的に伝える役割も担っている。

二人の主人公によるコントラスト

『レクイエム』最大の特徴は、FBI分析官グレースとDSOエージェント・レオンという対照的な主人公を採用した点。本作が「クラシックなサバイバルホラー」と「死を打ち倒すアクション」という2つの異なる体験を1本のゲームに盛り込む意欲作であると言える。この表裏一体な要素が本当に素晴らしい。

プレイヤーはゲーム進行に合わせて自動的に二人を交代で操作し、グレース編では恐怖と緊張が支配するサバイバル、レオン編ではパリィや体術を駆使した派手な撃ち合いを体験できる。

グレースパート – 恐怖と緊張のサバイバル

グレース編では、逃げ場のない療養所や廃ホテルを探索し、限られた弾薬とアイテムでゾンビやクリーチャーをやり過ごさなければならない。

正面扉を開くために病棟を探索して太陽・月・星の鍵を集めるといった謎解きや、使い切りのナイフや限られたインベントリに縛られるリソース管理が求められる。

公式紹介でも、グレースは実戦経験が少なく資材が乏しい環境に投げ込まれ、どの敵を倒し、どの敵を回避するかの判断が重要だと強調されている。

また、感染者の血液を採取して回復アイテムや弾薬、強力な“破血アンプル”をクラフトできる独自システムもある。この血液クラフトのシステムは『RE:2』のインベントリ管理と『7』『8』のクラフト要素を組み合わせたような手触りで、ホラー部分に戦略性を加えている。

ゾンビたちは生前の職業の行動を繰り返し、例えば肉を切り続けるシェフや歌い続ける歌姫といった風変わりな行動をしているため、明かりをつけて気を引き、その隙に通路を抜けるといった環境を利用した立ち回りも可能。

感染者が生前の執念や習慣を引きずっているという設定がさらに細かく描写されている点が更に恐怖を演出していて良い。

例えば、元看護師の感染者は照明を消して回る習性があり、これに対応するためわざとライトをつけて誘き寄せ、別の通路から抜けるといった行動が可能。別の個体は壁の落書きをひたすら拭き掃除し、物音に反応して突然仲間を呼ぶ「悲鳴役」の感染者も存在する。

特定の敵が仲間を呼ぶと周囲の感染者が一斉に集まるため、静かに進むか意図的に音を立てて誘導するかといった駆け引きが求められる。

グレース編で最も恐ろしく印象に残る敵が“ブリスター・ヘッド”。これは死体から突如変異する巨大なクリーチャー(1リメイクのクリムゾンヘッドのような存在)で、硬い外殻と素早い動きにより通常の武器では倒しにくく、一度捕まると即死級の攻撃を受けることもある。

プレイヤーは感染者から採取した血液とスクラップを組み合わせ、レアアイテム“破血アンプル”をクラフトして即座に倒す必要があるが、スクラップは限られているためどこで使うか慎重に判断しなければならない。

さらに、アンプルの生成にはインベントリのスペースが必要で、強力な回復アイテムや特殊リボルバー「レクイエム」との兼ね合いで持ち物をやりくりする必要がある点も緊張感を高める。

探索と謎解きの面でもグレース編は多彩。特定の部屋への通路を開くためには、限られた数の電源プラグを組み替えてドアを開けるパズルがあり、どの扉を先に開けるかの選択が進行に影響する。

工場エリアではベルトコンベアとシュレッダーを利用して大型の敵を処理したり、赤い液体が滴る廃棄物処理施設を通過したりと、環境ギミックが豊富。これらの仕掛けは初期『バイオハザード』を彷彿とさせつつ、最新のグラフィックでリメイクされたかのような新鮮さを与えてくれる。

レオンパート – 爽快なアクション

レオン編では、シリーズ経験者らしく豊富な武器と体術でゾンビをなぎ倒すアクションが楽しめる。PR TIMESの記事によれば、レオンはションやスナイパーライフルなど多彩な銃器に加え、トマホークによる近接戦やパリィを駆使して敵の攻撃を弾くことができる。

レオンがゾンビを回し蹴りで薙ぎ倒し、敵のチェーンソーを奪って反撃する豪快さが描かれており、グレース編で苦戦した巨大なゾンビもレオンでは簡単に粉砕できるという力量差が痛快。まるで『4』のレオンを再び動かしている気分になる。

操作感は『RE:4』を踏襲したアタッシェケースによるアイテム管理で、敵を倒すと弾薬やクレジットをドロップし、そのクレジットで新しい武器を購入・強化することも可能。プレイヤーはザコ敵に囲まれるスリルと、それを一掃する爽快感を交互に味わえ、戦闘のテンポや手応えはシリーズ最高レベル

レオン編の戦闘システムが頭部や脚部といった部位狙いによる状況制御を重視していることが詳述されている。敵の脚を撃って転倒させてからトマホークで止めを刺す戦術は、弾薬節約とスリルを兼ね備えている。

さらに、チェーンソーを持つ大男との対峙ではタイミングよくパリィを決めることで致命打を回避し、逆に敵の武器を奪って反撃に利用できるなど、リスクとリターンのバランスが絶妙。失敗すると即死という厳しさもあり、アクションながら常に緊張感が途切れることはない。

また、レオン編はより多くの敵が登場し、ステージによっては強化型の感染者や重装備の傭兵が大量に襲いかかってくる。こうした場面では投擲武器や環境爆発物を活用し、複数の敵をまとめて倒す爽快さを味わえる。

特にレオンが高所からスナイパーライフルでグレースを援護するシチュエーションは特徴的で、二人の連携が物語とゲームプレイの双方で緊張感を高めている

このように、レオン編は単なる大量虐殺の爽快感だけでなく、戦術的な射撃やタイミング重視のアクションが要求されるため、プレイヤーの腕前が試される。

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バイオREシリーズ+7・8の“いいとこ取り”

本作はリメイクシリーズや『7』『8』で培われた要素を巧みに取り込み、ファンが求めるサバイバルホラーの恐怖とモダンな操作性の両方を実現している。

グレース編のインベントリやセーブ方式は『RE:2』のタイプライターとアイテムボックスに似ている。難易度「Standard Classic」ではセーブするためにインクリボンが必要となり、緊張感が高まる仕様になっている。

一方レオン編は『RE:4』と同じアタッシェケースで、様々な武器をカスタマイズしながら戦う楽しさがある。カメラ視点も両主人公で自由に一人称/三人称を切り替えられるため、従来の一人称ホラーと三人称アクション双方の魅力を体験できる。

💬筆者としては、このどちらのシステムも大好きだったので、初見時は本当に感動したのを覚えてる。

難易度設定も豊富で、初心者から熟練者まで幅広いプレイヤーをカバーしている。

最低難易度「Casual」はエイムアシストや弾薬の増加、頻繁なオートセーブによって誰でもストレスなく進められる設計。標準の「Standard Modern」は現代的なバランスで、敵の強さや弾薬配置がシリーズ経験者向けに調整されている。

「Standard Classic」はセーブにインクリボンが必要となり、アイテム配置もクラシックスタイルに変更されるため、緊張感と資源管理の難しさが大幅に増す。最高難易度の「Insanity」は敵の耐久力と攻撃力が大幅に向上し、パリィの判定も厳しくなるなど上級者向けの挑戦が待ち受けている。

このように、多層的な難易度選択によってカジュアルプレイヤーから上級者まで自分に合った遊び方を選べる点も魅力。

【バイオレクイエム】難易度の違いを徹底解説!初心者から上級者まで楽しむポイント
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緩急のついたゲーム進行とストーリー

二人の主人公を交互に操作することで、ゲーム進行に緩急が生まれている。

グレースが慎重に病院を探索し回復アイテムを温存しなければならない一方、レオンに切り替わると大量の敵をなぎ倒して爽快な感覚を味わえ、この切り替えが非常に心地よいテンポを生み出していると評価されている。

また、『レクイエム』のストーリーは1998年のラクーンシティとその後の事件を絡めたドラマを描き、グレースの母アリッサの死やレオンの過去のトラウマが物語の鍵“エルピス”を通して繋がっていくことが示唆されている。

シリーズ過去作を知るファンにとっては、ラクーンシティやアリッサ・アッシュクロフト(『アウトブレイク』の記者)の名前が登場することで、30年の歴史が結びつく感慨が味わえた。

物語がグレースとレオンの視点を交互に切り替えることで“ジェットコースターのような体験”が生まれ、常に先が気になる展開になっている。特に序盤ではグレースが母アリッサの死と謎の抗体“エルピス”を追って孤児院や研究所を探索し、後半でレオンと合流して物語の真相に迫る流れが印象的。

グレースの母が『アウトブレイク』のアリッサ・アッシュクロフトであり、彼女の遺した抗体が物語の鍵を握っている可能性があると示唆されている。こうした過去作との繋がりはファンにとって嬉しいサプライズであり、シリーズ未経験者にとっても魅力的なミステリーとして機能している。

さらに、レオンの身体に刻まれた黒い痣や謎の少女エミリーなど未解決の伏線が散りばめられ、物語への興味を引き続き持たせる工夫がなされていると述べている。

プレイヤーは両主人公の物語がどのように交差し、30年にわたるシリーズの歴史と結びつくのかを追いながら進めることで、ホラーとアクションだけでなくミステリーの面白さも味わえる。

音楽とオマージュ

作曲を担当した佐藤奈央氏は、レオン編とグレース編で音楽ジャンルを完全に変えたいというディレクターの要望に応え、レオン編では金属を叩く音を加工したインダストリアル寄りのサウンドから発展した「ダークアンビエント」を採用し、荒廃したラクーンシティと激しいアクションを表現したと語っている。

一方、グレース編では木管楽器の特殊奏法による不気味な音をレイヤーし、恐怖を強調した独自のホラー音楽を作り上げたと述べている。

両者が融合することで『レクイエム』独自のサウンドトラックが生まれ、過去作のテーマをアレンジした楽曲も散りばめられているため、往年のファンは懐かしさを覚える場面もあった。

特に、シリーズ30周年を記念して制作された主題歌『Through the Darkness』は過去作のメインテーマをオーケストラとクワイアで再構築したもので、ゲームのエンディングや公式コンサートで披露され大きな話題を呼んだ。

サウンドトラックには『RE:2』『RE:4』などの名曲をアレンジしたトラックも多数収録されており、ファンは懐かしさと新鮮さを同時に味わえる。

💬特に、R.P.D(警察署)で『2』のBGMのアレンジが耳に入った時は、胸がゾワっとしました!

ユーモアとシリーズ愛

レオン編では、主人公の軽妙なジョークや映画的な演出がゲームのハードさを和らげている。

医療スタッフの集団を一掃したレオンが「セカンドオピニオンでも貰いに行こうかな」と皮肉たっぷりに言い放つシーンなどが面白すぎる。レオンのユーモアは今作でも健在。

また、ステージや謎解きには『バイオハザード2』や『コードベロニカ』を彷彿とさせるオマージュが随所に見られ、長年のファンならニヤリとする仕掛けが多数存在する。

例えば、レオンがチェーンソーを奪った際に「またこの音か、デジャヴだな」と独りごちるなど、シリーズの過去を自虐的に振り返るジョークが散見される。

ステージ内には赤と青のハーブを並べた写真や『ストリートファイター』のポスターが貼られているなど細かなイースターエッグも多数配置されており、長年のファンほどニヤリとできる要素が散りばめられている。

また、グレース編で拾える日記やファイルの文章は『RE:2』の孤児院や警察署で登場したメモと文体が似ており、シリーズの雰囲気を大切にしている点も嬉しい要素だった。

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微妙だった点

理不尽な初見殺しや即死攻撃

筆者のプレイ体験では、グレース編の一部イベントで敵の突然の即死攻撃や初見では回避が難しい罠が多く、何度か強制的に死んでしまう場面があった。

例えば、暗闇の中で突然The Girlが壁を破って襲ってくるイベントは恐怖演出として優れていますが、行動ルートを知らない初回プレイでは逃げる余裕がなく理不尽に感じることがあるかもしれない。

再挑戦では回避可能だが、特に最高難易度ではオートセーブの頻度が薄いため、ホラー演出よりリトライのストレスの方が強く感じられた。

チェーンソーを持つ大男は、パリィに失敗すると即死攻撃を受けるという厳しい設定で、対処法を知らない初見では理不尽な死を味わうことになる。RE4で耐性が培われてればなんの問題もないが(笑)

さらに、ブリスター・ヘッドが突然背後に現れて即死攻撃を仕掛けてくる場面もあり、客観的に見ると驚きというよりもフラストレーションが溜まりやすいデザインだと感じた。

恐怖感の薄さ

本作は“震え慄く恐怖”と謳っているが、筆者は『7』『8』ほどの持続的な恐怖を感じなかった。多分これは作るのせいではなく、筆者の慣れだと思う…(笑)

療養所や廃ホテルの演出は素晴らしいものの、シリーズ経験者にとってはゾンビのパターンが読みやすく、何度か死ぬと恐怖より作業感が勝ってしまう。

レオン編では敵を派手に倒せるため緊張が緩み、ホラーというよりアクション寄りの印象が強く残った。

感染者が生前の行動を繰り返しながら独り言を呟く姿はユニークで、ホラーというより悲哀を感じさせることもある。彼らが「寒いよ」「助けて」と呟くシーンは、人間性の恐怖を感じてしまい、緊張感が削がれる場合もあった。

一方でレオン編では爽快なアクションが多く、恐怖演出が長く続かないため、総じて『7』『8』と比べると恐怖感が薄いと感じた。グレース編は怖い(笑)

周回作業における孤児院パートの退屈さ

ゲーム終盤ではラクーンシティの孤児院を探索するパートがあるが、この区間は特に目新しい仕掛けが少なく、周回プレイ時には単調な流れ作業とスイッチ操作を繰り返すだけになりがちだった。ホラー要素も薄いため、周回時はどうしても作業感が増す。

孤児院パートでは同じ部屋を行き来させられる展開が多く、電源プラグを抜き差しするだけのパズルが続くため、初回はともかく周回プレイ時には単調になりがち。

筆者は3周目からスマホでYouTubeを見たりしながら遊んでました…難易度による難しさの差は無いので、せめてスキップ機能が欲しかった。

斬新さの欠如

本作はシリーズの“いいとこ取り”をしている反面、新鮮なゲームシステムや革新的なギミックは少ないと感じた。

採血によるクラフトやトマホークのパリィなどユニークな要素はあるものの、ゲーム全体としては既存のRE作品の焼き直し感が否めない。シリーズファンには安心感があるが、斬新さを期待すると物足りなく感じるかもしれない。

ただし、逆に新規プレイヤーにとっては他のゲームにはあまり見られない残存な要素かもしれない。

例えば、血液採取によるクラフトシステムは独特ではあるものの、『ラストオブアス』シリーズのクラフトに近い印象を受け、新鮮味はそこまで強くない。

また、レオンのトマホークによるパリィは『SEKIRO』や『ゴースト・オブ・ツシマ』など他作品の防御システムを彷彿とさせるし、パズルも『RE:2』の電源プラグや『RE:4』の時計合わせといった既存の要素を踏襲しているため、シリーズ通して見ると革新的とまでは言えなかった。

シリーズキャラクターへの言及が少ない

物語はラクーンシティやアンブレラの残滓を扱うが、クレア・レッドフィールドやジル・バレンタインなどラクーン事件に深く関わったキャラクターの存在がほとんど言及されず、過去の登場人物とのクロスオーバーを期待していた身としては少々寂しく感じた。

ジルに関しては、S.T.A.R.S.時代に被っていたキャップを手に取って確認できるが…。

シリーズ30周年記念作品であることを考えると、ファンサービス的な登場や言及がもう少しあっても良かったのではないかって思ってしまう。

30周年記念作であれば、彼女たちが直接登場しなくとも無線通信や日記などで現在の状況が示されるだけでも大きなファンサービスになったはず。実際、筆者はエンディングでクリスの名前が出てきただけでも歓喜だった。

レオンが唯一無二の英雄として描かれる一方で、他のサバイバーたちとの関係性がほとんど語られないため、シリーズの絆や広がりを感じにくかったのは残念な点だった。

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こんな人にオススメ!!

  • シリーズ経験者
    • 『2』『4』『7』『8』といった近年のRE作品をプレイした人は、グレース編のクラシックなサバイバルとレオン編の爽快アクションという“いいとこ取り”の設計を楽しめるはず。
    • ラクーンシティへの再訪やアリッサ・アッシュクロフトに関する物語など、過去作へのオマージュも多く、ファンならニヤリとできる要素が随所にある。
  • ホラーゲームが苦手な人
    • 本作には難易度「Casual」が用意されており、エイムアシストや多めの弾薬、オートセーブによりストレスを軽減できる。ホラーが苦手でもレオン編の爽快アクションやバランスの取れたゲームテンポのおかげで進めやすい。
  • ホラーとアクション両方を楽しみたい人
    • 一人称ホラーでじっくり恐怖を味わった後、視点が切り替わり三人称で敵をなぎ倒すカタルシスを味わえる設計は、映画『エイリアン』と『エイリアンズ』を一度に体験するような満足感がある。
  • シリーズ未経験者
    • 序盤はグレースの視点で物語が始まるため、従来作品の知識がなくてもストーリーを追いやすくなっている。ゲーム内のオプションで視点や難易度を自由に変更できるため、自分に合ったプレイスタイルを見つけやすい。
  • 謎解きや探索が好きな人
    • 工場のベルトコンベアとシュレッダーを利用する仕掛けや、限られた電源プラグを組み替えるパズルなど、グレース編は考える楽しさが満載。クラフト要素も含め、落ち着いて探索・謎解きをしたいプレイヤーに向いている。
  • 映像美を重視する人
    • パストレーシングによる自然な光の反射や髪の動きのリアルさなど、REエンジンの進化を堪能できる。
  • シリーズの歴史に浸りたい人
    • アリッサ・アッシュクロフトやラクーンシティといったキーワードが物語に絡み、30年間の歴史を辿る感覚を味わる。過去作へのオマージュや隠しネタを見つける楽しさも加わる。
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最後に

『バイオハザード レクイエム』は、シリーズ30周年を祝うに相応しい意欲作と言える。

REエンジンによる圧倒的な描写と音楽、二人の主人公による緩急のあるゲームデザイン、そして過去作への愛情表現が見事に融合しており、シリーズファンにはもちろん、新規プレイヤーにも間違いなくおすすめできる。

一方で、即死攻撃の多さや斬新なシステムの不足、物語における過去キャラクターへの言及の少なさなど気になる部分もある。

しかし総じて、本作は「震え慄く恐怖」と「死を打ち倒す爽快感」というキャッチコピー通りの体験を提供してくれた。ホラーとアクションの両方を存分に楽しみたい人には、ぜひプレイしてほしい一作だ。

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