【FF2】プレイ時間30時間以上のトロコン達成者が語る本音レビュー!!(ピクセルリマスター版)

FINAL FANTASY Ⅱ
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皆様、こんにちは!!

先日、遂にピクセルリマスター版の『ファイナルファンタジーⅡ』の完全クリア&トロコンを達成いたしました!!これで本当に「FF2マスター」を名乗れるな😎

プレイ時間は50時間なんだけど、ブログを書きながらだったから、手を止めながらのプレイが多かったってのがここまで長くなっちゃったって感じだね🤔

実際にプレイしてたのは30時間ちょいくらいかな?それでも結構な時間なんだけど、めちゃくちゃのめり込んだから感覚的にはかなりあっという間だった!

てことで今回は、FF2の良かった点と悪かった点も含めた本音レビューを語って行くぞ!!

「FF2」本音レビュー

⚠️レビューは全て筆者の主観的意見ですので、あらかじめご了承くださいませ!!

良かった点

ドラマティックなストーリー展開

本作の特徴と言えば、やはり当時としては珍しかったキャラクター主導による革新的なストーリー展開

今では当たり前なんだけど、固定された主人公たちにそれぞれの背景や個性が設定されており、プレイヤーは彼らの成長や葛藤を共に体験できるってのはかなり斬新だったと思われる。

また、ストーリーの内容も非常に分かりやすい王道なものってのがまた良い。

フリオニール、マリア、ガイ、レオンハルトの4人は突如現れた帝国の侵攻に追われ、故郷を失う。レオンハルト以外の3人は故郷や平和を取り戻すべく反乱軍に加入し、帝国に立ち向かうって話。その過程で仲間が増えたり、失ったりして成長して行く終始重めの展開が続いて行く。

本作のドラマティックでシリアスな物語は、シリーズ全体の「ドラマ性」を方向づける重要な作品であり、現在でも引き継がれている要素と言える。

ミンウ、ヨーゼフ、レイラ、リチャード、スコットといったサブキャラクターが豊富に用意されているのも本作の魅力であり、なんなら主人公たちよりも個性があるレベル。

彼らはストーリーの分岐点となる重要な場面で活躍するので、全員印象深い存在感を放っている。

下手したらガイなんてこれらのサブキャラよりもセリフが少ないかも…?

斬新なキャラクター成長(熟練度)システム

なんと今作ではRPGではお馴染みである要素であるキャラクターのレベルの概念が廃止されており、その代わりに熟練度というものが採用されている。

従来の「戦闘経験値によるレベルアップ」ではなく、「キャラクターの行動に応じて能力値が成長する」という方式を採用している。

やろうと思えばキャラクターの全ステータスをMAXにできるポテンシャルを秘めてる非常に自由度の高い育成システムで個人的には大好きなんだけど、キャラクターの個性を無にする可能性がある要素だったりもするから賛否が分かれてそう。

熟練度はステータスだけでなく、全部で3つのカテゴリーに分類されている。

  • 武器熟練度
    • 各武器種ごとに熟練度カテゴリーが分かれており、1戦闘で一定数の攻撃を行うとその武器種の熟練度が上がる。
    • 熟練度が上がると攻撃回数が上がり、攻撃力が上がる。
  • 魔法熟練度
    • 魔法を使い続けることで熟練度が上がる。
    • 熟練度が上がると攻撃力や回復量などの効果が上がる他、エフェクトも豪華になって行く。
    • エスナなどは熟練度が上昇する度に治癒できるステータス異常の種類が増えたりする。
  • ステータス熟練度
    • 戦闘中に特定の行動を取り続けるとステータスがアップする。
    • HPならダメージを受けたり、力なら物理攻撃を与えたり。
    • ただし、高ステータスになってくると、より高いランクのモンスターと戦わないと上げにくい。

「ことば」を覚えて聞き込みを行うアドベンチャー要素

そして、筆者がもう1つ強く推したいのが『ことば』システム。

これは、NPCとの会話の中で特定のキーワードを覚え、それを他のNPCに問いかけることで新たな情報を得たり、ストーリーを進めたりするシステム。初めてプレイした時は本当に衝撃だった。今でもこういった要素があるRPGは少ないから、発売当初はかなり斬新な要素だったんだろうなって感じる。

このシステムの良いところは、非現実的な2D世界だけど、少しの没入感を与えてくれるところ。

自ら言葉を記録し、さまざまな人物に聞き込みをすることで、自分が会話を進めている感覚になるし、得られた情報を頭に刻み込みやすいっていう利点もある。

まぁ主要キャラクターとしかコミュニケーションが取れないんだけど、これが街のNPCなどにも及んでいたら最高の要素だったと思う。

この要素は物語により深みが増す要素だし、攻略情報は得られなくても世界観や設定などを教えてくれたりと、物語を考察する上でも非常に重宝する。

このシステムだけで、「殺人事件を究明する」サイドストーリーを作れそうなくらいだ。

ピクセルリマスター版ならではのブースト機能

ピクセルリマスター版のみにブースト機能というものが搭載されている。

これはいわゆる"公式チート"的なもので、

  • 敵エンカウントのオン・オフ
  • 獲得ギル、各熟練度・能力アップが最大で4倍の効率にできる
  • バトルに一定数勝利するとHPが上がる機能

などの冒険を楽に進められるものが自由に設定できる。

正直言っちゃうと、FF2ってHPを成長させるのが本当にめんどくさいから、このブースト機能はオススメ。「RPGが苦手だけどFF2を楽しみたい!!」というライトユーザーさんはこのブースト機能を使って遊んでみるのも良いと思う。

本作は、本来「エンカウント率が高い」などといった不満要素が少なからずあるのだが、それらの不満をブースト機能で解決できるのもグッドな点だ。

悪かった点

序盤の移動手段の少なさ

序盤の移動手段の少なさも個人的にはマイナスポイントだった。基本、徒歩と浅瀬しか進めない小舟しかない。シドが飛空艇で送り届けてくれるサービスはあるが、片道切符しかないという現実。

本作はストーリーの関係上、拠点であるアルテアと各地を行き来する必要があるんだけど、帰りはほぼ徒歩でエンカウント率の高い道のりを帰る必要がある上に、少し迂回しようするとワンパン級の攻撃をぶち込んでくる敵のテリトリーに踏み込んじゃったりして大変。(まぁこれはこれで冒険の楽しみの一つではあるんだけど)

特にカシュオーンからアルテアに帰る時は大変だった。(一応チョコボがいるが気付きにくい

海を移動できるようになる船の入手は中盤以降、どこでも自由に飛び立てる飛空艇は終盤に手に入るから、本作においてはタイミング的に結構微妙。

ただし、本作においてはエンカウントなし機能を使えるのでかなり良い。

まとめ

てことで以上がFF2ピクセルリマスター版の本音レビューでございました!

悪いところもちょこちょこ出てくるけど、俺は良作だと思う!!FFの歴史を感じられるし、やはりRPGとして楽しいよね。

ただ、今の子にオススメかって言われると微妙だと言わざる得ないんよねぇ😂やはり古さは否めないし。

ただ、手軽に短時間でRPGの基礎を楽しみたいって人にはオススメの作品と言える。

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