『ゴーストオブツシマ』には、物語を進めるだけでは見逃してしまいがちな、少し変わった条件のトロフィーがいくつか存在する。
その中でも「須来の装束」は、特定の装備を正しく身に着けていないと解除されない、いわゆる見た目依存型トロフィーのひとつである。
条件文がやや抽象的な表現になっているため、「どの装備を集めればいいのか分からない」「装備は揃えたはずなのにトロフィーが取れない」と迷ってしまうプレイヤーも少なくない。実は筆者も最初はその中の一人だった。
この記事では、トロフィー「須来の装束」を解除するために必要な装備とその入手方法をひとつずつ正確に解説していこうと思う。
すでにストーリー終盤まで進んでいる方はもちろん、これからトロフィーコンプリート(トロコン)を目指す方でも、取り逃しなく、最短で取得できる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
トロフィー『須来の装束』とは?(旧「狸の装束」)

『ゴーストオブツシマ』本編におけるトロフィー「須来の装束」は、特定の見た目の装備一式を身に着けることで解除される隠しシルバートロフィー。トロフィー説明文には「尾を持つ名高き盗人と同じ色の装束に身を包む」とあり、有名な尻尾を持つ盗賊と同じ配色の装いをする必要がある。
この「名高き盗人」とは、開発元サッカーパンチの過去作『怪盗スライ・クーパー』シリーズの主人公(アライグマの怪盗スライ)を指している。
つまり本トロフィーは、スライ・クーパーを模した装備(伝説の野盗の装備)を仁に着用させるという、製作者の遊び心によるコスチューム要素である。日本版では当初トロフィー名が「狸の装束」だったが、アップデートで現在の「須来(スライ)の装束」に変更された。
スライ・クーパーのシンボルである青い怪盗衣装を再現する必要があるため、ゲーム中盤〜終盤まで物語を進めて装備を集める必要がある。次に、トロフィー達成に必要な装備セットとその入手方法について詳しく見て行こう。
「須来の装束」達成に必要な装備一覧

トロフィー「須来の装束」を解除するには、以下の装備一式をすべて入手し、仁に同時に装備させる必要がある。装備の種類ごとに名称と入手方法をまとめると次の通り。
| 装備部位 | 名称 | 入手方法・条件 |
|---|---|---|
| 頭装備 | 鎌の鉢巻き | 上県地方「城岳寺」境内の五重塔最上部で拾得。 |
| 面頬 | 野盗の口当て | 贈物の社(各地の拠点にある授かり物台)から入手。 ※メインストーリー守之段「鍛冶場に火を」クリア後、黄金寺などの贈物の社に贈り物として出現(ストーリー進行や民の救出で贈物が追加される)。 |
| 鎧 | 吾作の鎧 | 伝承クエスト「吾作の伝説」クリア報酬。 |
| 鎧の染色 | 黎明 | 吾作の鎧の外見用染色パターン。万屋(商人)で花×10個と交換して入手。 |
| 刀装具 | 狸之野盗 | 上県東海岸沿いの「誉れの石碑」(刀装具の収集ポイント)にて入手。 |
各装備の詳細な入手方法や攻略ポイントは以下で解説して行く。
頭防具「鎌の鉢巻き」の入手方法と特徴


「鎌の鉢巻き」は上県に位置する拠点「城岳寺」の五重塔屋上で入手可能。城岳寺は第三幕で訪れる雪山の寺院で、物語をメインクエスト「誉と灰」まで進めると到達可能。
塔の最上部に白布が垂れ下がった箇所があり、そこから鉤縄(かぎなわ)を使って屋根に飛び移ることで登頂できる。頂上にある木箱の上に鉢巻きが落ちているので忘れずに回収しよう。
- 入手条件のポイント
- 城岳寺自体は物語後半(対馬北部)で解放されるエリアのため、第三幕開始までストーリーを進める必要がある。
- 鉤縄は物語序盤(志村城奪還戦)で入手済みの前提。登攀の際は屋根から足場が見えづらく落下しやすいので、白い目印の位置からジャンプ→R2で鉤縄を引っ掛け、慎重に登ろう。
- 鉢巻きの見た目
- 鎌の鉢巻きは、鉢巻きの正面に小さな鎌の飾りが付いた特徴的なデザインの布鉢巻き。防具カテゴリー上は「頭防具」扱いだがステータス強化効果はない。
- あくまで見た目装備として、仁の頭部に青い鉢巻きを巻くことができる。スライ・クーパーの帽子を彷彿とさせる青色系統のため、トロフィー達成に必要な外観要素となっている。
面頬「野盗の口当て」の入手方法と特徴

「野盗の口当て」はジンの口元を覆う黒布の面頬(マスク)で、贈物の社に届けられる贈り物として入手できる。入手時期の目安はメインストーリー「鍛冶場に火を」(小松の鍛冶場で鍛冶職人・たかを救出する守之段の物語)をクリアした後になる。
黄金寺や各地の拠点にある贈物の社をチェックすると、ストーリー進行度に応じた贈り物が並んでおり、その中に「野盗の口当て」が含まれる。「鍛冶場に火を」完了直後であれば比較的序盤(筆者プレイでは3つ目の贈物)で受け取れる報告がある。
- 入手条件のポイント
- 贈物の社に贈り物が出現する条件は、ストーリー進行や拠点解放、民の救出など仁の名声が上がったタイミング。贈物の社はマップ上で贈物アイコンが表示されていれば贈物が用意されている合図なので、こまめに確認しよう。
- なお「野盗の口当て」は物語を進めていれば必ず贈られるが、もし見当たらない場合は他の贈物を先に受け取っていないか確認しよう(贈物は未受領のものがあると新しい贈物が追加されない)。
- 口当ての見た目
- 黒い布を頬と口元に巻きつけるシンプルな盗賊風マスク。こちらもステータス強化等の効果は一切なく、見た目のみが変化する。仁の顔下半分を隠す様子は、まさに怪盗が素顔を隠す装いそのもの。必須装備ではないが、スライ・クーパーの黒いアイマスクを彷彿とさせる演出として身に着けると良い。
鎧「吾作の鎧」と染色「黎明」の入手方法と特徴


「吾作の鎧」は対馬で語り継がれる伝説の防具で、浮世草とは別枠の伝承クエスト「吾作の伝説」をクリアすることで入手できる。
豊玉地方の南部、赤島の集落付近にいる琵琶法師(伝承の語り部)に話しかけるとクエストが発生する。伝承の内容は蒙古に苦しめられる農民を救った百姓・吾作の逸話で、対馬各地の農村を解放して集めた6つの鍵を城跡の宝箱に納めることで、英雄・吾作が纏っていた鎧が解放される。
クエスト完了時に報酬として「吾作の鎧」本体を獲得し、その場で装備可能。
- 入手条件のポイント
- 「吾作の伝説」は第二幕(豊玉到達後)以降でなければ受注できない。
- 6つの農村(厳原2ヶ所・豊玉4ヶ所)の解放が必要で多少手間はかかるが、難易度自体は高くない。
- 吾作の鎧はそのままでも仁の体力と気絶値ダメージを大幅に強化してくれる強力な重装備で、物語中盤以降の攻略を楽にしてくれる恩恵がある。豊玉に到着したら早めに伝承に挑戦して入手しておくのがオススメ!
- 鎧の見た目と効果
- 吾作の鎧は肩当てに籠状の籠手や派手な筒袖を備えた百姓伝説由来の重厚な鎧。標準色は赤銅色だが、須来の衣装色に合わせて青系統の染色パターン「黎明」に変更する必要がある。
- 染色変更は各地の万屋(よろずや)に話しかけ、花10本と交換することで可能。
- 黎明に染めた吾作の鎧一式を装備すると、ジンの外見は青と黄を基調とした配色となり、スライ・クーパーの服装に酷似したカラーリングになる。鎧自体のゲーム効果も高いため、トロフィー目的だけでなく攻略面でも恩恵が大きい装備と言える。
刀装具「狸之野盗」の入手方法と特徴


「狸之野盗」は刀の見た目を変更できる刀装具(バニティアイテム)の一つで、対馬各地に点在する収集要素「誉れの石碑」で入手できる。
上県の拠点岩井の集落からさらに東に進んだ海沿いの崖上に石碑があり、そこで刀装具「狸之野盗」を拾得できる。
上県解放前(第三幕突入前)はこの石碑に辿り着けないため、メインストーリー「闇からの使者」をクリアして北部マップを開放してから取りに行こう。
地図上では海岸線沿いに小さな島が点在するエリアで、石碑付近には青い布が目印として掛けられている。
入手した刀装具はメニューの刀の見た目変更項目から装備できる。
- 入手条件のポイント
- 誉れの石碑は吹き出し等のガイド表示がない探索要素。近づくと「調べる」コマンドが表示され、刀装具を自動的に獲得する。一度取れば再取得は不可。
- 上県エリアの蒙古拠点を一定数解放すると地図上に刀装具マークが出現するため、石碑の場所がわからない場合は占領地解放を進めるのも手。
- 刀装具の見た目: 狸之野盗の刀装具は、刀の鞘(さや)に茶色と灰色の縞模様が入り、まるでタヌキ(アライグマ)の尻尾のような意匠が特徴。
- 柄巻や鍔は青・赤・金色をあしらった派手な色合いで、こちらもスライ・クーパーのコスチュームを想起させるデザインになっている。
- 性能への影響はなく純粋に見た目だけの変更ですが、細部までこだわって再現された遊び心のあるアイテム。
「須来の装束」トロフィーはゲーム内の装備収集と着せ替え要素を楽しませてくれるユニークな実績と言える。
特に過去の名作へのオマージュを探す過程で、対馬の各地を探索したりストーリーを進めたりする動機にもなる。
