『ポケットモンスター 赤・緑』におけるポケモンのステータスは、バトルにおいて非常に重要な要素です。ここでは、初代特有のステータスシステムについて詳しく解説します
ステータスについて
基本ステータスの種類
ポケモン 赤・緑』では、各ポケモンに以下の5つのステータスが設定されています。現在のシリーズと比較すると、「とくこう」と「とくぼう」が統合されている点が特徴的です。
ステータスの計算方法
計算の基本構成
「ポケモンの強さってどうやって決まるの?」という疑問に答えるため、ステータスの計算方法を分かりやすく解説!ここでは以下の4つの要素が関係する。
種族値
ポケモン固有のステータス値。ポケモンごとの強さや特性を表し、進化することで大きく変化する。
ポケモンの種族ごと、生物的な才能。例えば、ケンタロスAはケンタロスBよりもパワーがあるが、足が遅い…みたいな。
個体値
ポケモンの「隠れた素質」。0〜15のランダム値で決まり、運ゲー要素が強め。ガチ勢は「個体値15以外、すべてリリース!」なんてことも。鶏の生産工場のようである。
これが高いポケモンは「生まれながらの天才」、低いポケモンは「生まれながらの苦労人」。
努力値
初代では倒したポケモンの種族値がそのまま努力値になります。「どれだけ倒したか」で成長が決まるため、いっぱい倒せば全ステータスがモリモリ上がる仕組み。
初代トレーナーの名言:「お前のポケモン、ニドラン♂何匹倒した?」
初代では「倒したポケモンの種族値の合計」がそのまま努力値として加算されます。この努力値の最大合計は65,535で、すべてのステータスに均等に割り振ることが可能です。これにより、一部のポケモンがすべてのステータスを最大値に近づけることができます(今のシリーズとは異なる仕様)。
レベル
言わずと知れた「ポケモンの成長度」。レベル100に到達すると、トレーナーの満足度もMAX!!
ただ、昨今の作品とは違い、その道のりは徒歩で日本一周を成し遂げるくらいに険しい。
最初の草むらだけで到達した変態もいるとかなんとか。
計算方法
HP
【[(種族値+個体値)×2+努力値]×レベル÷100】+レベル+10
HP以外のステータス
【[(種族値+個體値)×2+努力値]×レベル÷100】+5
急所率とすばやさの関連性
初代では、すばやさが高いと急所に当たりやすいという謎のシステムが採用されている。
計算式は、すばやさ種族値÷512。(更に×100すると分かりやすくなる)
例えば、すばやさが100のリザードンは約20%の確率で急所を狙える。
一方、すばやさが低いカビゴンは「急所?なにそれおいしいの?」状態。これを聞いて、リザードンが「俺は狙って急所を出してるんだぜ」と自慢げに語る姿が目に浮かぶ。
各ステータスランキング トップ5
せっかくなので、全ポケモンのステータス各部門ランキングを紹介して行こう!
意外なポケモンたちがランクインしてて、中々に面白い!
HP
- 1位 ラッキー(250)
- 2位 カビゴン(160)
- 3位 プクリン(140)
- 4位 ラプラス(130)
- 4位 シャワーズ(130)
こうげき
- 1位 カイリュー(134)
- 2位 カイリキー(130)
- 2位 キングラー(130)
- 2位 サイドン(130)
- 2位 ブースター(130)
ぼうぎょ
- 1位 パルシェン(180)
- 2位 イワーク(160)
- 3位 ゴローニャ(130)
- 4位 オムスター(125)
- 5位 マタドガス(120)
- 5位 サイドン(120)
すばやさ
- 1位 マルマイン(140)
- 2位 サンダース(130)
- 2位 プテラ(130)
- 2位 ミュウツー(130)
- 5位 ダグトリオ(120)
- 5位 フーディン(120)
とくしゅ
- 1位 ミュウツー(154)
- 2位 フーディン(135)
- 3位 ゲンガー(130)
- 4位 ナッシー(130)
- 4位 フリーザー(130)
- 4位 サンダー(130)
- 4位 ファイヤー(130)
総合
- 1位 ミュウツー(590)
- 2位 カイリュー(500)
- 2位 ミュウ(500)
- 4位 ファイヤー(495)
- 5位 サンダー(490)