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【ポケモン赤緑】ジプシージャグラーって何者?初代ポケモンの謎モブトレーナーを掘り下げる

この記事は約6分で読めます。

ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』には、ライバルやジムリーダーだけでなく、主人公の行く手を阻むさまざまなモブトレーナーが登場する。

その中でも、ジプシージャグラーという聞きなれない肩書きを持つトレーナーに目を止めたことはありませんか?少なくとも筆者は聞いたことはないし、何なら今でさえ何だか分かっていない(笑)

そこで今回は「ジプシージャグラーは実在するのか?実在するとすればどんな人物なのか?」をテーマに調べてまいりました!

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ジプシージャグラーとは?

トレーナークラスの一つ

ポケモンの世界には「かいぱんやろう」「ビキニのおねえさん」「やまおとこ」のように様々な職業や趣味をイメージしたモブトレーナーが存在する。

ジプシージャグラーもその一種で、ジャグリングを得意とする青年のトレーナークラスとして初代作品に登場した。

日本語版『赤・緑』では「ジプシージャグラー」と呼ばれていたが、後の世代では単に「ジャグラー」と表記されている。ジャグラーは第一世代から登場しているトレーナーであり、第二世代まではジプシージャグラーという名称だったことが確認できる。

キャラクターデザイン

ジャグラーのグラフィックは、モンスターボールをジャグリングする若い(多分)男性で、髪をヘアバンドでまとめた姿が特徴。

ゲームボーイのドット絵では黒い服に白い襟というシンプルな姿だったが、リメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では金髪に紫色の蝶ネクタイとマントを羽織った派手な衣装にリデザインされた。

作品ごとに衣装のカラーが変化するのも面白いポイントである。

得意ポケモンとバトルスタイル

ジプシージャグラーはエスパータイプのポケモンや自爆技を覚える球状のポケモンを好んで使用することで知られている。

具体的には、ユンゲラーやバリヤードといったエスパータイプの他、スリープやユンゲラーを使ってくる他、ビリリダマ・マルマイン(第二世代)のようなボール型のポケモンも多く見られる。

バトル中にポケモンを頻繁に交換する傾向もあり、戦術面でもトリッキーさが強調されている。

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元ネタはアーケードゲーム?

「ジプシー」という言葉の問題

初期の日本語版で「ジプシージャグラー」とされていた名称は、英語圏などでは Gypsy Juggler と訳された。

海外メディアによれば、後の作品で名称が「Juggler」だけに変更された理由として「Gypsy Juggler という呼称がロマ民族(ロマ人)を指す差別的な表現と受け取られる可能性があるため」と説明している。

現在では、特定の民族を指す可能性のある言葉は慎重に扱われる傾向があり、ゲーム内でも名称の変更が行われた。

元ネタは「Gypsy Juggler」?

同じく海外メディアは、「ジプシージャグラーという名称は1978年に発売されたアーケードゲームへの言及かもしれない」と指摘している。

赤・緑』に登場するモブトレーナー「ジプシージャグラー」は架空の存在だが、この呼称の元ネタとされる「Gypsy Juggler」という実在のアーケードゲームが1970年代にリリースされている

ゲームフリークが制作した雑誌の第1号に「Gipsy Juggler」という綴り違いで言及があり、当時の開発スタッフが遊び心で名前を流用した可能性も考えられる。

このような背景もあり、後世の作品では「ジャグラー」という一般的な名称に統一されている。

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現実にジプシージャグラーは存在するのか?

結論から言うと、「ジプシージャグラー」という職業・人物は現実世界には存在しない

あくまでポケモンというファンタジー世界でのトレーナークラスの一つであり、特定の芸人や民族をモデルにしたキャラクターではないと考えられる。

名称の元になった可能性がある1970年代のアーケードゲームやジャグリングという芸は実在するが、ゲーム内のジプシージャグラーはフィクションだと思われる。

英語版名称の変更からもわかるとおり、実在の民族に対する誤解を避けるために「ジャグラー」という一般的な名前へ変更されている。

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Gypsy Jugglerとはどんなゲーム?

基本情報

  • 発売年:1978年
    • アメリカのゲームメーカー、Meadows Gamesが製作したコインオペレーション型ビデオゲーム。同社は1974年頃から十数本のゲームを開発しており、Gypsy Jugglerはその中の1作品にあたる。
  • ジャンル:スキルゲーム
    • 画面下部にいるジャグラー(公式説明では「Gypsy」)を左右に動かし、落下してくる卵をジャグリングして得点を稼ぐシンプルなゲーム。
  • 対応人数:最大2人(交互プレイ)
    • 国際アーケード博物館のデータベースによると、1人用の交互プレイが基本だが、最大2人まで遊べる構成になっている。別の資料では最大4人で競えるバージョンが存在するとの記述もあり、アップライト筐体や独自仕様のバリエーションが複数存在したようだ。
  • ハードウェア仕様
    • ゲームデータを収録する基盤はメドウズ社独自の「Meadows S2650」プラットフォームで、メインCPUにはSignetics社製の S2650 が採用されていた。画面は横長のラスタディスプレイで解像度256×224ピクセル、色数は2色程度のシンプルな構成だった。

ゲーム内容の詳細

ゲームプレーは非常に単純ながら奥深いものです。以下に特徴をまとめる。

  1. ジャグリングによる得点
    • プレイヤーはジャグラーを左右に動かし、卵を落とさないように弾き返し続ける。卵は画面上に最大4つまで同時に存在し、長く保つほど得点が上がる。国際アーケード博物館の解説によれば、1個の卵は5点、2個なら50点、3個なら100点、4個なら200点と倍々でスコアが増える仕様だった。
  2. 卵が落ちるとユーモラスな演出
    • Coinop.orgの説明では、落とした卵が地面に落ちて割れると、中からアヒルが登場して画面外へ歩き去るというコミカルな演出があり、当時のプレイヤーを楽しませた模様。
  3. 操作体系
    • 筐体にはアナログロータリーコントローラー(円盤状のノブ)が備えられており、これを回すことでジャグラーを左右に移動させる。さらに「Add Egg」ボタンを押すことでジャグリングする卵の数を増やすこともできたようだ。
  4. ゲームの終了条件
    • すべての卵を落としてしまうとゲームオーバーとなる。複数人で遊ぶ場合は交互プレイでハイスコアを競い合う。
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まとめ

この記事では、『ポケットモンスター 赤・緑』に登場するモブトレーナー「ジプシージャグラー」について、初登場の背景や使用ポケモン、名称変更の理由などを紹介しました。重要なポイントを振り返ると次のとおりです。

ジプシージャグラーは、ストーリーの進行やジム攻略に刺激を与えるユニークなモブトレーナーである。

ポケモンの世界観や当時のゲーム制作の裏側を知るきっかけにもなるので、リメイク版や新作を遊ぶ際にはぜひ注目してみて欲しい。

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出典リスト

  • ポケモンWiki「ジャグラー」
  • Bulbapedia “Juggler (Trainer class)”
  • ポケットモンスター 赤・緑の登場人物(Wikipedia)
  • Glitch City Wiki “Juggler (unused Trainer class)”
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